釜石海上保安部と連携し「いのちをまもる勉強会」と水上オートバイ体験試乗会を開催

8月10日（土）岩手県釜石市根浜海岸にてシーバードデイ2019 in 釜石を開催しました。シーバードデイ開催にあたり釜石海上保安部の方にお声がけし、連携して開催することとなりました。

お昼まで雨降りだったこともあり、午前中は参加者が少なかったのですが、午後に天候が回復すると地元の子ども達や海水浴客が参集してきましたので、勉強会と体験乗船を都度対応することにしました。

海上保安部の方には「いのちをまもる勉強会」を担当していただき「離岸流」と「海水浴を楽しむために守ってほしい約束」についてお話をしていただきました。また溺水事故が起こるケースとして、自分に起こった場合と、他人に起こった場合の対処方法について、実演を交えて勉強会を行ないました。

水上オートバイ体験乗船においては、保護者も含め初めて乗る方が多く、乗ったこと自体に喜んでいました。カメラを構えて砂浜で待つ家族、友達に出航をアピールするのに自然と笑顔になります。一度、その近くをゆっくり旋回し、待つ人のための撮影の時間を作りました。「怖かったら教えてくださいね」と前置きをしたうえで、乗船者の年齢や性別により、最大限楽しめるスピードで乗船会を実施しました。「怖かった」というコメントは一切無く、大きな歓声を上げて楽しんでもらえました。

最終的に大人20名、子ども50名が参加し、参加者から「‘浮いて待て’で海に浮けるようになった」「人生初の体験ができて、いい思い出になった。来年も来たい！」という声が聞かれました。あいにくの天候にもかかわらず多くの子ども達の「とびっきりの笑顔」を見ることができました。大人も子どもも釜石の海を堪能していただいたと思います。

(シーバード釜石)

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