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シーバードデイ・マリンフェスタ 2019 in下関・豊北

300人もの人たちが海を学び海を楽しんだ!

6月23日(日)、山口県響灘に面したホテル西長門リゾートにてシーバードデイ・マリンフェスタ2019 in下関・豊北を開催しました。海を思い切り楽しんでもらう体験を通じて、海の安全や海と人との繋がり、海の大切さを学び、海の怖さも知ってもらい、将来にわたる海難事故防止にもつなげていくことを目的として毎年開催しています。

参加者全員と九州大学の協力のもと海岸清掃のできるロボットと一緒にビーチクリーンを実施しました。子ども達もロボットも海岸に寄せられたたくさんのゴミを拾ってくれました。

その後小学生以下全ての子ども達に緊急時を想定しライフジャケットの講習会を実施して、身を守る術を学んでもらいました。

海の遊びプログラムとしてバナナボート体験、SUP、水上サイクリング、クリアカヤック、サザエ獲りを実施、特に今回は水上オートバイが見守る中でSUP体験に力を入れました。SUPは2人一組で、仲間と力を合わせなければ進みません。そして頑張って進んだ先に海からしか見ることができない美しい景色を仲間と一緒に味わうことができます。
SUPを体験することは海には流れがあることを、身を持って体験します。当日は波風ともに強くあり流れもあったため、水上オートバイのガードとシーバード隊員やライフセーバーとの連携を密にして実施しました。子ども達はローテーションで全ての海遊びプログラム体験し、実施した海体験全てにおいて笑顔に満ち溢れていました。

通常、海でサザエを獲る行為は禁止されていますが、地元の漁協の方々との良好な関係を生かし、あらかじめサザエを購入し、当日早朝に放流しサザエ獲りを実施しました。ほとんどの子ども達はサザエがどのように生息しているのか知らず、獲ったことも初めての経験でした。獲ったサザエをつぼ焼きにして食べたので、子ども達の興奮はマックスでした。

今回は九州大学をはじめとするロボットによる海岸清掃(ロボットプロジェクト)を巻き込むなど多くの若者を交え、また手話体験や海のライフジャケット講習会を通じ学びと遊びを組み合わせイベントは、子ども110名、大人144名、合計312もが参加してくださいました。来年の夏も素晴らしい海の思い出ができるようにシーバード隊員、ライフセーバーみんなで頑張ります。

(シーバードコバルト)

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