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シーバード一ツ葉 宮崎市総合防災訓練に参加 川に流されている要救助者を救出

1月26日、シーバード一ツ葉は宮崎市大淀河川敷におきまして宮崎市主催の総合防災訓練に参加しました。

この訓練は一般市民を対象とし南海トラフ巨大地震の発生に備え、地域住民の防災意識を高め、また関係機関との連携を強めることを目的として2年に1度開催しています。
関係機関では消防局、自衛隊、宮崎水上バイク隊でもあるシーバード一ツ葉などが参加しました。

当日は防災ヘリコプターや消防車輌などを使った救急救助訓練やライフライン復旧訓練など大規模な総合防災演習を実施しました。会場では訓練に参加した防災車輌や防災・医療機関の展示のほか、炊き出し訓練の試食や備蓄品の配布を実施しました。

また大淀河川敷では宮崎市北消防署の隊員の方達とシーバード一ツ葉が連携し、川に流されている要救助者の救出を想定した訓練を行いました。
参加した隊員は「川に浮かぶ要救助者役を両隊員から選出し、だいたい30分くらい川の中に浸かっていたのですが、ドライスーツを着ていても、すごく冷たかったです。このような厳しい訓練を通じてお互いに顔が見える関係になるのが一番です。いざという時にこの経験が生かせるといいですね。」と語っていました。

今後もシーバード一ツ葉は訓練を重ね、地域の方々と連携しチームワークを生かし、水害時や水難救助に貢献していきます。
(シーバード一ツ葉)

※宮崎水上バイク隊は宮崎消防局に属し、水難事故や浸水被害が発生した際の救助活動や行方不明者捜索などを行うことを目的に設立。全国に先駆けPWC愛好者15名で構成する。チームリーダーはシーバード一ツ葉の代表でもある尾崎正孝氏。平成17年9月の南九州を中心に甚大な被害をもたらした台風14号の時に、PWC愛好者と共に冠水した市街地でのPWCの特性を活かし、浸水家屋に残された市民の救援活動に大きな威力を発揮したことに宮崎消防局が着目し発足した。シーバード一ツ葉の隊員は全員水上バイク隊の隊員でもある。

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