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湘南エリアのシーバード拠点合同長距離操船訓練を実施

3月1日、湘南エリアのシーバードサーフ90藤沢、西浜、逗子、葉山の4拠点が14名・PWC7艇が参集し、湘南エリア長距離操船訓練を実施しました。

この訓練は本格マリンレジャーレジャーシーズンを前にシーバード隊員のPWC技術の点検・向上や、見通し線など沖合を航行する際の目標共有、燃料消費や海上での船位確認の方法など沿岸でのトレーニングでは掴めない知識を増やすこと、また広域ガードが必要な大会などでのスムーズな意思疎通に繋げていく事を目的として実施しています。

当日は晴れ、北風微風、水面はフラットでうねり無し、気温16度前後で暖かく、恵まれたコンディションの中での訓練となりました。
朝、9時に各浜に集合、PWCを下架、10時、江の島湘南港灯台に集合し、東浜のオリンピック会場となるエリアの確認や湘南港の説明などの後、湘南港灯台⇔逗子沖までを往復しました。
1艇がバッテリーのトラブルの為、一時離脱しましたが、11時に再度集合し、湘南港灯台⇔森戸沖まで往復3回、それぞれコースを変えながら目標物・定置網やワカメ棚の位置などを確認しました。このコースは片道10分程度で全員航行することができました。
13時には各エリアの浜に帰船、PWC上架後に連絡を取り合い、無事に訓練を終了しました。

この時期としては暖かく、海上の一般船舶は葉山沖にディンギーが多数出ていました。
1艇がバッテリーの不具合がありましたが、複数での訓練でしたので、大きなトラブルにならずに済みました。日頃から2艇体制での活動の重要性も実感しました。今回は初心者に近いメンバーも多く、長い距離の操船は非常に良い経験となりました。

新型コロナウィルス対策として、拠点ごとに前日に体温・体調の確認、当日には参加メンバーと同居者に体調不良者がいないかの確認、咳などを認め各団体の責任者が、体調不良と判断した場合は、帰宅を促すなどあらかじめルールを決めて臨みました。

湘南エリアでの長距離操船訓練は、2018年より実施し今回で3回目となります。訓練を実施するにあたり、航行するエリアの漁協に連絡を入れ、訓練の理解・協力をお願いしています。
この訓練を通してシーバード湘南エリアの拠点メンバー同士、協力・連携しての活動がスムーズとなりました。今後も拠点どおしの枠を越えて協力し合いながら湘南の海をより良くできるような活動をしていきます。
(シーバード葉山・シーバードサーフ90藤沢)

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