シーバード伊万里は8月12日（水）伊万里湾にて『シーバードディ2020　海大好き！』を開催しました。シーバードデイは伊万里湾の環境を守り次世代に残すために、海岸清掃及び海上清掃を行い、環境への関心を高め、またマリンレジャーの楽しみを理解する機会として毎年実施しています。

今年は小学1年生から3年生の子ども達とその保護者51人が参加しました。参加者は海にいる危険な生物の紙芝居やライフジャケットの重要さを学び、その後真夏の太陽が照りつける中、ボートでの海上清掃活動や水上オートバイの体験乗船を楽しみました。

今回、危険な生物を知る紙芝居はボランティアの方々が行ないました。実施する方も初めてでしたが、子ども達は目を輝かせて、紙芝居を楽しんでくれました。ライフジャケットの事を学んで実際に海で出てみると、初めて海に来たというお子さんが最初は海も水上オートバイも怖がっていたものの、ライフジャケットが安心感を与えたようで、水上オートバイにも勇気を持って挑戦していました。一度乗ってみると「早くて！涼しくなった！波がばしゃっと、かかったけど気持ちよかった」と言いながら何度も水上オートバイに乗っていました。

１年生の時から参加しているお子さんから「僕のこと覚えとる？おばちゃんのこと覚えとったばい！また来たばい！（笑）やっぱ海は楽しかー」と、毎年参加のお父さんから「子どもが小さいからまた来年も来ます。毎年子どもよりはしゃいでしまいます」と声をかけてくれました。
海に初めて来たお子さんは「また来るけん」と言いながら帰って行きました。みなさんそれぞれ海の楽しさを味わってもらえたようです。

今年はコロナ禍でのシーバードデイ開催となりました。イベント中もマスク着用、消毒液の設置など配慮し、また暑い中のマスク着用でしたので、熱中症に十分に気をつけ、水分補給を何度も行いました。

隊員、小型船安全協会、ボランティアスタッフの方々、暑い中ご協力いただき感謝です。参加者、スタッフ全員の協力でシーバードデイがスムーズに進行できました。 無事に終えることができありがとうございました。
（シーバード伊万里）

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