シーバードサーフ90藤沢 漂流水上オートバイ事案の報告
【日 時】2022年8月28日(日)通報11:45
【シーバードPWC】操船者:服部一正
【経 緯】
1.同日、1100から境川河口のシーバード艇による安全パトロールを実施
2.2艇の水上オートバイが岩場にあるのを観察していたが、水上オートバイ検定試験を終えた検定員にも聞い
たところ「漂流していると思う」との返事。
3.そのうちの1艇は沖に向かい岩場に沿って漂流はじめたので、近くで船体観察を行う。
もう1艇は江のスパ前あたりの岩場にはまり乗り上げた状況。
4.沖に流れた1艇を近くで確認すると、岩場や周辺にドライバー不在、バウアイに引っ掛けてたカラビナが破
損しアンカーが無いことを確認。
5.2艇の漂流エリアは、航路に指定され船舶の往来があり、衝突事故防止が懸念されるので11:45湘南海上保安
署に通報。
6.シーバード艇の青ライトを点滅して現場海域の安全確保を行う。
7.海上保安庁の警備艇が到着し、打合せを行い潜水士2名をシーバード艇で1艇が漂流している岩場に搬送
8.シーバード艇で漂流水上オートバイを江ノ島大橋たもとの中州に牽引、アンカーを打つ。
9.もう1艇は江のスパ前の岩場に乗り上げていたが、潜水士を搬送し所有者と合流した。
10.潮も満ちてきて水上オートバイも岩場から人力で離脱でき船体等も異常なしでした。
11.12:40頃に2艇の漂流オートバイの処理は終了。 以上(服部一正)