シーバードさめうら 『シーバードデイ2022』大川の子☆さめうらチャレンジ
9月24日(土)高知県・吉野川上流「さめうら湖」にて、シーバードデイを開催しました。
四国の水がめ「早明浦ダム」は、2町1村にまたがっており、最上流地域の「大川村」は、人口約360人(2022年6月時点)、村内に小中学校(併合)が1校しかなく全校生徒数は28人、とても小さな村です。この度、その村の集落活動センター「結いの里」と地元青年団等がさめうら湖を活用して地域活性化を図ろうと本件を提案し、シーバードさめうらも協同体制で行いました。
プログラムは、まず、安全に楽しむための注意点を確認し、水上オートバイでのレスキューデモを見ていただきました。それから、隊員と共に水上オートバイに乗り、乗船・操船体験だけでなく、隊員のお仕事体験(湖上パトロール)もしていただきました。パックラフト(ゴムボート)にもチャレンジ。初めは緊張していた子ども達も終盤には積極的に挑戦していました。
閉会式では、子ども達一人一人が感想を発表。「免許をとってシーバード隊員になりたい!」という子も!将来が楽しみです!保護者達からは、我が子の成長ぶりに喜びの声。そして、「若い隊員が多くて素晴らしい。地元の若者が活躍している姿に感動した」との感想もありました。
コロナ禍の影響もあり数年は実践の機会が少ない状況でしたが、隊員からは、「先輩隊員との日頃の連携活動でチーム力は問題なかった。この行事をとおして自分自身も更に成長できた。関係者や地域の方々に心から感謝します」とのコメントもありました。
直前の台風14号の影響による水温低下、やや水も濁っており、プログラムの一部を変更することとなりましたが、教育委員会や社会福祉協議会、地元消防団員の方も見学に来ていただき、水辺の遊びのリスクと水上警備の必要性等に関する理解も深まり、隊員のスキルアップにもつながる有意義なイベントになりました。