シーバード葉山 『シーバードデイ“大人も子供も 楽しく一学ぼう』10/1開催
10月1日(土)、神奈川県葉山町、森戸海岸にてシーバードデイ“大人も子供も 楽しく一学ぼう”が無事開催できました。
ここのところ台風も毎週末のようにやってきていますし、10月の開催となりましたので、とにかくお天気がどうなるか。隊員一同みんなで気にしておりましたが、当日は晴天に恵まれ、ちょっと暑いくらいでした。
今回のシーバードデイでは、水上オートバイで海の楽しさを体験するだけでなく、水辺の安全や環境についてもみんなで一緒にお勉強しました。中学生以上(15名)は、(公)日本ライフセービング協会のウォーターセーフティ講習を受講。水辺の事故の現状や、どのような場所で事故が起こってしまっているのか、水辺の知識などをしっかり学びました。小学生以下の子供たち(6名)は、「水上オートバイが吸い込んでしまうと大変なゴミはないかな?」っとビーチクリーンを行い、ライフセービング競技の一つであるビーチフラッグならぬ、ビーチサンダル争奪競争をして楽しみました。
午後は、水上オートバイの進む仕組みや特徴を学んだあと、子供たちはお楽しみの水上オートバイ乗船体験。スピードや水しぶきに“キャーキャー”っと元気な声が上がっていました。中学生以上は、浮き身の取り方など、水の中での身のこなし方を練習。みんなしっかり立ち泳ぎが出来るようになりました。ライフセービングのトレーニング体験も頑張りました。
最後の1時間は、大人も子供も一緒に水上オートバイに乗りました。今回使用しているシーバード艇には、レスキュースレッドという救助の際に使用する大きなビート板のようなものもついているので、大人の人には、救助役の体験もしてもらいました。
海は非常に楽しいところです。水上オートバイも機動性が高く、スピード操縦性能にも優れています。しかし、きちんとした知識なしに、海に入ってしまうと、思いがけない事故になってしまう事があります。今回のシーバードデイでは、楽しい体験と必要な知識を習得することのできる良い機会となったのではないかと思います。
今回のシーバードデイ開催にあたり、隊員に新しいメンバーが加わりました。彼女は、2週間前にウォーターセーフティ講習を初めて受けた受講生でしたが、ウォーターセーフティ講習で学んだことをしっかり生かし、子供達のフォローを行ってくれました。また、縁の下の力持ち、初代のころからの隊員の一人は、一緒に参加者と海に入るのをぐっとこらえて、一歩引いたところから、常に参加者が安全に楽しめているかを監視してくれました。多くの隊員の協力もあり、無事の一日のイベントを行うことが出来たと思います。
開催にあたっては、近隣の学童やサーフショップなどが、告知に協力してくれました。今後も地域との連携を図りながら、多くの方に我々の活動を知ってもらい、そして体験し、仲間になってもらいたいと考えています。シーバード葉山 隊員 加藤智美