利根川上流域を活動エリアとした全国で51番目、群馬県で初のシーバード千代田設立
7月19日(日)利根川上流域を活動エリアとしたシーバード千代田の開所式が群馬県邑楽郡千代田町赤岩渡船場にて行われました。晴天のもと多くのご来賓の方々のご列席、また複数のメディアにもご取材いただき無事に式典を終えることができました。
開所式はじめに、PWSA竹長潤氏より認定証書、日本青バイ隊山口富士夫氏よりレプリカキー、WRMA今西淳樹氏よりビブスの授与が行われました。
式典の中で、大泉警察署署長石井真二氏より利根川流域のパトロールを認可する「パトロール実施者証の授与式」と利根川流域における防犯・事故防止・災害時における水害救援の協力に関する「協定書の締結式」が行われました。この協定はシーバード千代田、千代田町、大泉町、大泉警察署、館林地区消防組合消防庁とで交わしました。
シーバード千代田の活動のエリア利根川・利根大堰はカヌー、ウインドサーフィン、水上オートバイで賑わうレジャースポットです。また渡船場として多くの方が利用しています。残念ながら水上オートバイのマナーの悪さも目立ちや事故も発生しています。
千代田町長 高橋純一氏はじめ来賓の方々よりマリンスポーツのメッカとなっているこの地で、水辺の安全安心のために活動してください。本日協定を交わした5団体と連携し、シーバード千代田のご活躍に期待しています。また同じ河川を共有する釣り人やカヌーなどの愛好者との融和や海洋プラスチックゴミの問題でも河川からゴミを無くす自然環境保全活動に期待を寄せていますというメッセージをいただきました。
これを受けシーバード千代田の代表金子哲氏から
「コロナ禍で大変な中、開所式にご列席いただきありがとうございます。利根川を利用するマリンレジャー愛好家の中で、残念ながらマナーの悪い一部のユーザーがおり、なんとかしなくてはと思っていた方も多いでしょう。いつか誰かがではなく、今日から私達がという信念のもと、警察、消防、自治体と連携しながら誰もが安全・安心で楽しめる水辺を作っていきます。利根川で遊ぶ楽しさを多くの人にも知ってもらいたい。より良い環境を次世代に引き継ぐことがシーバード千代田の使命です。」と決意の言葉を述べました。
式典の後は、シーバード艇の進水式とデモ走行、水難救助のデモなどが披露されました。
来賓
千代田町長 高橋純一氏
大泉町長 村山俊明氏
大泉警察署長 石井真二氏
館林地区消防組合 消防庁 福地保幸氏
衆議院議員 笹川博義氏 県議会議員 久保田順一郎氏